なまけ者が読書と運動を習慣にできた理由
「教養のために読書をしたい」
こう考えても、日々の習慣がなければ開始数ページでつまづいてしまったり、途中から頭に入ってこなかったりします。
また、習慣という意味だと運動も同じこと。運動不足からちょっと走れば息が切れる、日々の疲れが抜けない。なんてことにつながります。
僕自身、読書離れと運動不足は課題に感じていたものの、「なんだか気乗りしない」という大きな壁に阻まれてなかなか一歩が踏み出せずにいました。
そんな僕が、2週間で10冊以上の読書と、週末の土・日曜日で計4時間の運動をストレスなく継続できたので、いったん雑にまとめておきたいと思います。
どうしてなまけ者の僕がいきなり2つのことを始めることができたのか。その裏側には、「オーディオブック」というサービスがありました。
想像以上に頭に入ってくる「ながら読書」
僕とオーディオブックの出会いは仕事で参加した記者会見にありました。ちなみに僕が利用しているオーディオブックサービスはオトバンク社が運営している『Febe』です。
ビジネス書として最初に聴いたのが、『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』。
2013年に発売され、80万部を突破するベストセラーとなった同書。心理学3大巨頭の一人と言われているアルフレッド・アドラーの教えを、哲人と青年の会話形式で伝えていく内容になっています。
再生時間はなんと7時間16分。最初に見た時は長くない?と思ったのですが、聞いてみると決して早くはないですが、違和感なく聴き終わることができました。
久しぶりに触れた書籍からは学ぶことが多く、これは他の作品も聞かねば!と思った。これが読書が習慣づけるに至った第一歩です。
その後は、ビジネス系から教養、歴史など毎日1冊ペース。移動中や帰宅後の寝る前。隙間時間は案外あるので、3時間くらいの本であれば、1日で聴き終わります。
意外かもしれませんが、耳から入ってくる情報は目で読んでいるのと同じくらいにインプットできます。
習慣がない人が本を読まねば!となって頑張るよりも、隙間時間に聴いて内容を理解するという感じですね。
ただ家で聴いてるだけじゃ勿体ない
先日、友人と会っている時に「マラソンをはじめた」ということを聞きました。友人は元々陸上部で走る習慣があったようで、この話を聞いた時には、運動も大事だよねぇくらいのものでした。
翌日、運動かぁ。と考えている時に、頭に電撃が走りました。
今、寝っころがってオーディオブック聴いてない?と。これ外に出て「歩きながら聴く」なら、両立じゃない?っと思ったのです。まぁ大げさに書いていますが、そんな感じです。
オーディオブックの強さは「ながら聴き」ができること。じゃあ歩くくらいだったら余裕でしょ?という感じで2時間くらい歩いてみました。
歩いてみると分かるのが、長時間歩くことすらキツイということ。ここまで自分の体力は落ちたのだということを自覚しながら、耳では勝手に本の内容が進んでいるので、辛さが若干緩和されます。音楽を聴きながらもいいですが、僕はオーディオブックの方が合っているようです。
こうして、オーディオブックをキッカケに僕は運動不足を解消する第一歩を迎えることができました。
たまに運動してみた感想は、やらないよりやった方がいいくらいのレベル(そもそも運動強度が低い)ですが、続けて損もなさそうなので、継続していきたいと思います。
まだまだ始まったばかり
しばらく活字から離れていた僕にとってオーディオブックはとても強い味方になりましたし、運動するキッカケにもなりました。
何か新しいことをはじめて習慣にするのは、簡単なことではありません。なので、自分に合う方法を見つけてはじめてみるといいかもしれません。
これから隙間時間で書籍レビューを書く。これが僕の次の習慣かもしれませんね。
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